【読書感想文?】人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」
おはようございます。
ちょっとジャンルは違いますが、本の感想の投稿です✏️
読んでみて「是非共有したいな」と思ったものだけ、紹介していこうと思います。
感想文というより備忘録という方が正しいかもしれないです〜
今回ご紹介する本は、
【人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」】です。
就活で「あなたのグループワークでの役回りは?」と聞かれる機会がすごく多かった。
正直この質問はとっても苦手で、その度に、「その場の穴を埋める役をやっています」と伝えていた。
実際、自分は俗にいうリーダーシップを発揮するタイプではないが、
誰もやらないのであれば、部長・委員長を引き受ける人間であったし、
誰もできないのであれば、ただ肯定するだけでなく新しい視点を持ち出すことを心がけたりしてきた。
なので、わたし自身の役回りを限定的に表すことは難解だった。
これは「人格の切り替え」の話であると、この本を読んで納得した。
本には仕事のできる人はこの切り替えをスムーズに無意識に行うことができる、とあった。
正直、わたしはこの切り替えをうまく行えていない。
原因は、わたし自身の(表立っている)性格にあると考える。
しかし、自身の性格についても人格となんら変わりないのだ。
時と場合によって変わるし、一つに固定できるものではない。
その上、もっといってしまえば、自分が持ち合わせることのできない性格など、本当はないはずなのである。
わたしは人見知りだ。論理的に考えた物事を順序だって伝えるのが苦手だ。
いいやこれは違う。今までに他人が私自身に貼ってきたレッテルを自分の人格として受け入れてしまい、本当は人が好きで話好きな自分もいるはずであるのに、自ら抑圧してしまっている。
現に、親しい友達や恋人、家族の前であれば、愛想よく、ずっと話していられたり、
慣れている職場の仲間の前では、物事を理解しやすいようにつたえることができる。
つまり「人見知り」という自分の思い込んでいる性格が、「論理的に説明できる」という自分の人格を抑圧している。
この本では自分がどこか別の場所で表すことのできている人格であれば、簡単に切り替えることができると表現しているが、なかなかこの抑圧人格ならぬ、抑圧性格によって押さえ込まれているものを変えるのは難しい、と感じる。
他者の評価は本当に、自分の可能性を殺してしまうものだと思う。
わたしのようなHSP気味の人間は、できるだけ多くの顔を持ち、それぞれに対して他者から評価される必要があると思った。
自分のまだ表立っていない深層の人格を表現するのに、匿名でネット上での情報発信は有効だと記載があり、このブログをそのような役割におけたらと考えている。
本では「詩」を投稿するのが良いとあったが、ちょっとそれはハードルが高い(笑)
この本のレビューには「当たり前のことが書いてある」「新しい発見がない」とのマイナス評価を見かけたが、果たしてこの当たり前に気づいている、自ら認識して行動している人はどのくらいいるのだろうか。「適材適所」を押し出す現状の社会ではなかなか意識されにくい話なのでは、とわたしは思う。
是非ご自身のうちに秘める可能性の引き出し方を知るためにも、この本を一読してもらいたい。